2008-09-16

危機、再び

ひさびさに昼まで爆睡しました。こんにちわ。

マーケット関係の仕事をしてる方は、今朝ポルナレフだったのでしょうね。
いや・・・ポルナレフというよりは理解を超え(ry


先週からドタバタしていましたが、週末をはさんですごいことになりました。
3月のべあ☆すたの時もだいぶ騒がれましたが、今回はそれ以上。

リーマン、破産法申請へ バンカメはメリル買収で合意 (NIKKEI NET)

まず先月あたりから危機が囁かれていた米大手証券会社リーマン・ブラザーズが破綻へ。
設立は1850年、ユダヤ系資本の雄として150年以上続いた名門投資銀行です。
先週末に英大手銀行のバークレイズや米大手銀行のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)による救済買収の交渉が進んでいるという話もあったのですが、どうやら「リーマンを丸々抱え込むのはまずい」ということで手を引いたのでしょう。それほど悲惨な資産内容だったのか・・・。
引き続き運用などの一部部門の売却交渉を行っていくつもりだとか。
せめて腐っていない部分だけでも切り売りしようという話ですね。

バンカメ、メリル買収を発表 総額500億ドル (NIKKEI NET)

一方、リーマンから手を引いたバンカメはこれまた米大手証券のメリルリンチを買収。
以前書いたかもしれないけど、市場が機能不全に陥ると大部分を市場から調達している証券会社はかなり大きなダメージを受ける。銀行は比較的マシなので救済するのは銀行業(商業銀行)主体のところになりますね。
3月のベア・スターンズを救済したのもJPモルガンだったし。

FRB、資金供給制度を拡充 金融10社が基金700億ドル (NIKKEI NET)

FRBもパニックを抑えるために必死です。もしかしたら再び緊急利下げも?
ともかく来たるべき連鎖破綻に向けて臨戦態勢、といったところ。

米保険大手AIG、FRBにつなぎ融資申請 リストラ策発表へ (NIKKEI NET)

証券だけでなく保険にもボディーブローが入っているようです。


今回の件を含めて米証券のトップ5のうち3つが消えることに。
3番手メリル→バンカメ、4番手リーマン→脂肪、5番手ベアスタ→JPモルガン。
残るはゴールドマンとモルガンスタンレー・・・さすがにここは大丈夫・・・か?

先週の米住宅公社への公的資金注入決定で一段落かと思われた金融市場、まだまだ問題の根は深いようですね。

そして通貨もここ数ヶ月でかなり動いています。
豪ドルやNZドルが下落、さらにワロスで有名な南朝鮮もひどい下げ。
外貨準備がどれだけあるのか知りませんが、通貨危機だけは起こさないでほしいな・・・。


��追記)
アメリカのマーケットが開く前から暗黒の月曜日(ブラック・マンデー)へ一直線。
アジア、欧州の株式は軒並み沈没、為替もユーロが大幅に沈んでいます。

そういえば、こんなニュースもあったんですね。

ドイツ銀、ポストバンクに29%出資 4200億円を来春までに (NIKKEI NET)

ドイツ銀行になら買収されたいです。いやマジで。
当然だけど使えない公務員は全員リストラの方向でね。

2 件のコメント:

  1. 始まってるのは金融危機(バブル崩壊)と世界的な景気後退。
    あと破綻や合併(買収)による業界の再編加速。
    これから始まるのは・・・なんだろうねw
    とりあえずデフレかな。可能性の段階だが。

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  2. いったい何が始まるんです?((((;゚Д゚)))

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