2008-09-21

乱高下

昨日までこちら(東京)に戻って研修でした。こんばんわ。

また台風が接近しちゃったりで天気が悪かったですね。
俺がどこか行くと天気が悪くなる?雨男ですね、わかります。


研修の話。

全国に散らばった同期と話ができたり、やる気の出ないグループワークしたり。
結構楽しかった気がするのですが、最後にかなり衝撃がはしりました。

社外秘なのではっきりとは書けないのですが・・・やっぱりこの会社おかしいよ。
俺的には希望が出てきた反面、はっきりとした不安もあるという。

ただ、とりあえず半年頑張ってみようとは思えるようになった。
その後のことはわからん。


マーケットも激動でしたね。
いろんなことが一気に起こったのでついていけません。

週明けのリーマン脂肪、バンカメのメリル買収、そしてAIG危機。
その後の米政府によるAIGの実質国有化と反則レベルのてこ入れ政策。
まさにどん底から這い上がる形の週末でした。

米の各指数の週間終値ベース。

ダウ工業株平均 -33.55
NASDAQ総合 +12.63
S&P500 +3.38

ダウが一日で500ドル以上下がったりしたわりには、結果的にほぼ変わらず。

急上昇のきっかけになった米政府の対策についてはもうちょっと調べてから書きます。


追記。

米政府の対策の核は二つ。

1.不良資産の買い取り機構の設立
2.MMFの元本保証


ともに公的資金を注入しての措置。
これの総額が数千億ドル(数十兆円)ってんだからすごい。
さすがアメリカ、さすが基軸通貨ドル。

日本のバブル崩壊時の対応に比べて迅速なのは、やはり日本から学んでるからでしょう。
先延ばしにすれば、それだけ損失が膨らんでいき、結局は使う公的資金(税金)が膨れ上がっていくということを。
そしてリーマンはその生贄ですね。リーマン破綻によるパニックがなかったら、巨額の公的資金を容認できなかったでしょうから。

それとマーケットにとってはもう一つ重要なポイントがありました。
それは、空売り規制。対象はNaked Short Selling。
本来空売りはどこかから株を借りてきて、それを売って買い戻し、借りていたところに返す。その時の値幅から利益をとる投資方法です。
ただNaked Short Sellingはその株を借りてきて・・・という部分がない。つまり、株を持っていない状態で売るということですね。
これって普通の感覚で言えばインチキですよね。

取引には必ず相手がいるわけで、売る奴がいれば買う奴がいる。
このNaked Shortで売った連中から買った投資家は、ありもしない株を買ったということになるんじゃないだろうか?それは許されることなのか?なぜそんなことが今まで規制されていなかったのか?
そしてこの規制で一気に株価が暴騰したということは、それだけNaked Shortが横行していて、そいつらが慌てて買い戻したのではないか、といういろいろな疑問が浮かびます。

また後日に記事を書くかもしれません。

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