2008-11-15

CHANGE

すっかりご無沙汰です。こんにちわ。

先週は木曜日から旅行。行き先はいつもの(ry。紅葉シーズンもいいものですね。
あと旅行中に原因不明の体調不良に襲われました。てっきり乗り物酔いかと思ってたんですが、どうやら違ったようです。いまだによくわかりません。
風邪の流行ってる時期なので、皆様もご自愛ください。


激しく今更ではありますが、小浜・・・もといオバマが圧勝しましたね。
振り返ってみるとやっぱり衝撃的な出来事なんだろうなと思います。

ヒラリーとの一騎打ちとなった民主党の予備選。
初戦のアイオワ州でまさかの勝利、その後のヒラリー陣営の攻勢を凌ぎ、選挙戦後半になって一気に突き放しての見事なジャイアントキリング。
選挙戦序盤で勝負を決めたかったヒラリーの思惑を打ち破ったのが勝因だったと思う。

特徴的だったのが、選挙資金の集め方。
ヒラリーが従来型の大口のパトロンからの献金に頼っていたのに対して、オバマはインターネットなどを用いて草の根的な献金を集めまくっていた。
アメリカの場合は一人あたりの献金額の上限があるので、大口のパトロンに頼っていたヒラリーは終盤戦になるにしたがって徐々に資金難に陥っていた。
一方で小口の献金を集めていたオバマは追加の献金で賄うことが容易だった。
最終的にオバマは今回の一連の選挙戦で史上最高額の資金を集めたと言われている。

負けインとの選挙戦では、今回の金融危機が追い風になった。
もともと負けインは元軍人(ベトナム戦争で捕虜となり今でも後遺症が残る)という肩書きを持ち、軍事・外交や安全保障が得意という評判があった。
仮に金融危機がこれほどクローズアップされていなければ、こうした点で優位な負けインがもっと善戦していただろうと思う。
しかしリーマン破綻をはじめ時期的にも最悪のタイミングで金融危機が進行した。
経済に疎い負けインにとっては最悪だったと思う。

アメリカで起きた"オバマ・ブーム"を見ると、やはり羨ましい気持ちを隠せない。
日本で起きている政治のレベルの低さ。まさに茶番劇。
人気取りの衆愚政治にすら劣るこの現状を誰かが変えてくれないだろうか。
政権交代?根本的には何も"CHANGE"しませんね。


その日本ではソニーに続いてトヨタがひどい決算を出しました。
為替に加えて欧米での大幅な販売減少が直撃しましたね。
"ものつくり脳"哀れwww

まぁ・・・また批判爆発するのも面倒なので省略。

さて、そもそも日本の"ものつくり"は優秀だと思いますか?
たしかに技術は高いと思います。おそらく世界でも最高水準でしょう。
ただ、絶望的に"アイデア"や"発想"が足りないと思うのです。
性能や機能にこだわるのは結構。でもそれだけ。

既存の土俵で戦っている限りは、性能・価格の泥沼勝負になるだけ。
アイデアや発想から新たな土俵を作ることがないから、どれも尻すぼみ。

GoogleがなぜYahooに勝ったのか、iPodがなぜウォークマンを破ったのか・・・などなど。

決して性能や価格で勝ったからではないと思います。
日本にも任天堂という良い例がある。是非とも学んで欲しい。
技術はツールにしか過ぎない。生かすも殺すも人次第。

そろそろこの国の技術屋さんたちも"カイゼン"だけじゃなくハツメイに目を向けよう。

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