2009-03-13

ざわ・・・ざわ・・・

花粉なんて死ねばいいのに。こんばんわ。

先週は雨続きであまり感じなかったんですが、今週はかなりキテます。鼻がムズムズして目がショボショボという最悪のコンディションでした。もうすべてが嫌になる。
しかも火曜日(3/10)にBSで「秒速5センチメートル」をやってたので観てしまった。ほんと死にたくなった。今まで頑なに観ることを拒んできたのに・・・。


経済関連から。

米国がさすがに反発したものの、いまだに微妙な情勢です。
最後のフロンティアを目指した支那も輸出が予想外の大幅減ということでピリッとせず。
欧州と日本はいまだ危篤状態。

週末にG20なんてのもありますが、何か期待できる材料も乏しい気がします。欧州あたりがヘッジファンドを含めてかなり大掛かりな規制強化を叫んでいますが、それは果たして今議論することなのかな?と。
別に自由主義信者というわけではないですが、こういった深刻な危機の最中に規制強化して締め上げるのは経済全体にさらに深刻なダメージを与えるだけだと思う。むしろ今は規制をしない方向で進めるべき(もちろんケースバイケースですが)局面であって、規制強化は回復の目処が立ってからで良いと思うんです。
まぁ人間は調子良く浮かれてる時にそんな話ができるほど利口じゃないんですけどね。

米国は金融機関を救済することである程度は一致していますが、自動車メーカーに関してはいまだにどうすればいいのか定まっていません。むしろ金融機関にさらなる援助が必要であることを考えると救いたくても救えない、簡単に言えば"お金が足りない"状態。
そして同時に"時は金なり"。時間をかければかけるほどお金がかかります。


サッカー。

欧州CLが再開されました。決勝トーナメント1回戦(ベスト16)の簡単な感想を。
スコアは2試合合計のスコア。左側が2nd legのホームチーム(グループ1位通過)。


・ マンチェスター・ユナイテッド 2-0 インテル
イングランドとイタリアのチャンピオンチーム同士の顔合わせ。インテルの監督はマンU(というかファーガソン)にとって天敵のモウリーニョだったが、どうやらインテルには肝心の選手に地力と経験が備わっていなかったのだろう。
1st legはマンUが敵地サンシーロで押しながらもスコアレスドロー。ホームで迎えた2nd legは開始早々にCKから先制、その後ピンチが続くも凌ぎ、後半開始早々に追加点で勝負あり。さすが世界王者(笑)。

・ リバプール 5-0 レアル・マドリード(笑)
スペイン人揃いのリバプールが本家のレアル・マドリード(笑)を圧倒。1st legを1-0でしぶとくモノにすると2nd legはワンサイドゲームを展開して4-0と粉砕。相変わらず国内よりも欧州に強い外弁慶。
一方でレアル・マドリード(笑)は5年連続ベスト16で敗退。

・ バルセロナ 6-3 リヨン
現在欧州で最も充実しているバルセロナとフランス国内では無敵のリヨン。1st legはリヨンがホームで健闘するも追いつかれ1-1のドロー。2nd legはホームのバルセロナが序盤から圧倒して受け身に回ったリヨンからあっという間に4得点。その後2点返されるも終わってみれば5-2の圧勝。
ここ数年CLを席巻するプレミア勢打倒の最右翼ですね。

・ ユベントス 2-3 チェルシー
あのヒディンクが就任したチェルシーが勝負強さを見せて競り勝った。
1st legはホームのチェルシーが1-0でしっかり勝利。2nd legは先手を取られる展開だったが終盤に復活したエース、ドログバが決めて2-2のドロー。
元チェルシー監督のラニエリが率いるユベントスは頑張ったが一歩及ばず。

・ ローマ 1-1 アーセナル ※PK戦でアーセナル勝利
ともに国内リーグで苦しむ両チーム。1st legも2nd legもホームチームが攻めあぐねる展開で延長戦でも決着がつかず、PK戦へ突入。グダグダながら最後はアーセナルが勝利。
これでイタリア勢は見事に全滅でございます。

・ ポルト 2-2 アトレチコ・マドリード ※アウェーゴールでポルト勝利
ポルトガル王者とスペインの古豪という渋い対戦。1st legでは点の取り合いで2-2と面白い試合になったが、2nd legは緊張感バリバリの微妙な試合になってしまった。

・ パナシナイコス 2-3 ビジャレアル
ギリシャの雄パナシナイコスとスペインの新鋭ビジャレアルの対戦。
ネームバリュー的にはChampions Leagueの決勝トーナメントというよりUEFAカップじゃないかという突っ込みはなしに、なかなか面白い2試合だったと思う。1st legを1-1で折り返してギリシャに戻ってきたパナシナイコスだったがカウンター一発で沈みホームで1-2の敗戦。

・ バイエルン・ミュンヘン 12-1 スポルティング・リスボン
明らかに場違いなスコア差がついた対戦。
リスボンでの1st legで5-0と圧勝したバイエルンがホームでも7-1の圧勝。CLのトーナメント史上最多得点差だったそうな。手を抜かない(空気読めない)バイエルンもすごいが、ここまで無残な試合をするスポルティングも相当なものだと思う。


やはり目立つのはイングランドプレミア勢。そしてイタリアセリエ勢。
今回のトーナメント1回戦ではプレミア対セリエのカードが3つ揃っていたので結果に注目が集まったが、奇しくもプレミアの隆盛とセリエの凋落を改めて印象付ける結果になった。
優勝候補はマンUとバルセロナが本命でリバプールとチェルシーあたりが対抗か。
個人的にはポルトとバイエルンがどこまでやれるのかに興味がある。

1 件のコメント:

  1.  UEFAカップって…どちらも素晴らしい大会ですけれど、CLのBest16に勝ち残ったチームにそういう言いぐさはないと思いますよ。冗談であれ。

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