2006-05-11

ワールドカップ特集 その2

日本の初戦の相手オーストラリア代表のメンバーが発表。

<代表メンバー>
GK
マーク・シュウォーツァー (ミドルスブラ) ※イングランド
ゼリコ・カラッチ (ACミラン) ※イタリア
アンテ・コヴィッチ (ハマービュー) ※スウェーデン

DF
クレイグ・ムーア (ニューカッスル) ※イングランド
ルーカス・ニール (ブラックバーン) ※イングランド
トニー・ポポヴィッチ (クリスタル・パレス) ※イングランド(二部)
マーク・ミリガン (シドニーFC) ※オーストラリア
マイケル・ビューチャンプ (セントラル・コースト・マリナーズ) ※オーストラリア

MF
ティム・カーヒル (エヴァートン) ※イングランド
ブレット・エマートン (ブラックバーン) ※イングランド
スタン・ラザリディス (バーミンガム) ※イングランド
ジョシップ・スココ (ストーク) ※イングランド(二部)
ルーク・ウィルクシャー (ブリストル) ※イングランド(二部)
ヴィンチェンツォ・グレッラ (パルマ) ※イタリア
マルク・ブレッシアーノ (パルマ) ※イタリア
ジェイソン・クリーナ (PSV) ※オランダ
スコット・チッパーフィールド (バーゼル) ※スイス
マイル・ステリョフスキ (バーゼル) ※スイス

FW
ハリー・キューウェル (リヴァプール) ※イングランド
マーク・ヴィドゥカ (ミドルスブラ) ※イングランド
ジョン・アロイージ (アラベス) ※スペイン
アーチー・トンプソン (PSV) ※オランダ
ジョシュア・ケネディ (ディナモ・ドレスデン) ※ドイツ(二部)

な ん か 強 く ね ? w
今までオーストラリア代表とは何度か対戦していて相性も悪くないのだが、そのときのメンバーはほとんど1.5~2軍と言ってもいいメンバーだったわけで。
実際にヨーロッパで活躍する選手を呼ぶとかなり良い面子が揃う。
元英国圏なのでイングランドで活躍する選手が多いが、移民の国ということもあってイタリアで活躍する選手も。
同じグループのクロアチア系の選手も多く因縁の間柄である。

戦力分析へ。
代表チームだけでなくクラブのPSVでも采配が冴えていた名将ヒディンク。
実際にワールドカップ出場を懸けたウルグアイとのプレーオフしか見てないがなかなか組織立った良いチームである。

<私的予想フォーメーション>
            ヴィドゥカ
    キューウェル          ブレッシアーノ
              カーヒル
 チッパーフィールド           エマートン 
           グレッラ
      ポポヴィッチ     ムーア
             ニール
           シュウォーツァー

ウルグアイとのプレーオフから考えるにこんな感じで予想。
GKシュウォーツァーはイングランドでも評判の良い安定した選手。
注目は豪華な前線。
センターフォワードのヴィドゥカは高さ・強さに加えて足元も使える大型FW。
そしてキューウェルはスピードのあるウイングタイプで調子も上がってきている。
中盤も華麗なプレーを披露するようなタイプではないが堅実。
おそらく日本もプレッシングには苦労するだろう。
最終ラインも高さ・強さに優れた選手が並ぶ。

攻めとしてはヴィドゥカのポストから二列目の選手が飛び出す、もしくはサイドからのクロスに飛び込む形がメインになると思われる。
フィジカル面では世界でも十分通用するメンバーだけにぶつかり合いでは分が悪いか。
特に宮本(ry

<まとめ>
フィジカル中心と思いきや意外と中盤より前にはテクニカルな選手も多い。
またヒディンクはプレッシングをさせて相手のボール回しを消すことには定評がある。
パスサッカーが得意な日本は相手にとっておそらく非常に相性の良い相手だろう。

問題はちゃんとしたメンバーでの代表の試合が少ないこともあり連携面をいかに本番前に急ピッチで仕上げてくるか。
またディフェンスラインは高さ・強さはともかくスピードで振られると脆い。
ウルグアイとのプレーオフ第2戦では良くやっていたがレコバを中心とした速い攻めには苦労していた。
日本のメンバー次第だがスピードのあるFWがいると案外楽に崩せるかもしれない。
ただやはり連携面での不安は大きいとみる。
個々の選手の能力はともかく経験や準備期間が他に比べて足りない部分は否めない。
ヒディンクの魔術でもない限り・・・。

予想は・・・グループリーグ敗退

個別の選手ではキューウェルとシュウォーツァーに注目してみる。
長いこと足首の負傷が続きスランプに陥っていたキューウェルだが今シーズンの終盤に差し掛かるにつれてキレが戻ってきている。
このコンディションのまま本大会に来るようなら厄介だ。
またGKのシュウォーツァーの出来も本大会では鍵になるのではと思う。
彼を乗せてしまうようだと苦しくなる。

キーマンは・・・キューウェル

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