2006-07-02

ワールドカップ特集 その26

体調不良に忙しいのが重なって最悪の週末。

◆ドイツ 1-1 (PK 4-2) アルゼンチン
またも序盤から積極的にいったドイツだが、さすがにテクニックのあるアルゼンチン相手にはプレスもかわされがちでスウェーデン戦のようにはいかず。
前半途中からはアルゼンチンに一方的にボールを支配される展開に。
ただ、アルゼンチンもボールは回せどバイタルエリアに近づけず、頼みのリケルメも徹底マークで潰されていたのでシュートまで持っていけなかった。
セットプレーくらいしか可能性を感じない前半だった。
こりゃ点が入るまで退屈な試合が続きそうだと思った後半早々、リケルメのCKからアジャラが体勢を崩し体を捻りながらのヘッドを決めてアルゼンチンが先制。
これで攻めるしかなくなったドイツはパワープレー、アルゼンチンはカウンター狙い。
結果から述べると、ドイツがクローゼのゴールで追いつき、PKで勝つわけだが。
その前に、アルゼンチンのGKアボンダンシエリがクローゼの飛び膝蹴りを受けて負傷交代。
後から考えるとこれが試合の結果を左右するシーンだったように思う。
負傷したアボンダンシエリがPKに強いので有名であったこと、そして代わって入ったレオ・フランコが試合にうまく入っていけなかったこと。
これがPK戦においてもろに出てしまった。
また、ここで交代枠を一つ使ってしまったことで同点後にカードを切れなくなったこと。
追いついた後ヘトヘトだったドイツを考えれば、メッシなりアイマールなりのドリブラーを投入していれば、ただでさえスピードに弱い守備陣だけに非常に苦労したはず。
そのカードを結局切ることができなかった、これがアルゼンチンの誤算。
あとは・・・やはりホームアドバンテージ。
有利な笛があるとわかっていれば、強気に激しく当たっていける。
そう、まるで4年前の半島人のような・・・デジャヴだな。

◆イタリア 3-0 ウクライナ
これぞイタリアという試合だった。
開始早々に先制した後は、引いてしっかり守る。
下がりすぎて危険な場面もあったが、そこはカテナチオの国。
GKブッフォン、カンナバーロやザンブロッタの体を張った守備。
凌いだ後はしっかり追加点をとって完勝。
さすがというか・・・やっぱりイタリアはこうでなくっちゃw

<今日の予想>
時間がないので予想スコアだけ。

イングランド 1-1 ポルトガル (PKでポルトガル)

かなり退屈な試合になるかもな・・・。

ブラジル 1-0 フランス

フランスの守備がどこまで耐えられるか。

2 件のコメント:

  1. 体調不良か、乙(;´Д`)
    前半は非常に退屈だったな。
    後半からPK戦までは、ドイツスキーな俺にとっては心臓に悪い試合だったよw
    キーパー交替で元気な若手のカードが切れなかったアルゼンチン。
    サッカーは生ものだな…
    >イングランド 1-1 ポルトガル (PKでポルトガル)
    うほ!ほぼ的中!(・∀・)
    ルーニー、ロビンソンの若さが響いたね。

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  2. 赤いアクマー2006年7月2日 15:03

    ルーニーはベッカムの真似したかっただけちゃうんかと(ry
    また英の新聞に「10の獅子たちと1人の馬鹿者」って書かれるのかなw
    ただ、この試合でのイングランドの真の戦犯はランパードでありジェラードだと思う。
    ランパードはいくらなんでも外しすぎ、最後はPKまで止められるしw
    ジェラードは試合中ほとんど消えてて守備のシーンしか印象にない。
    結局はこの2人の出来が期待外れだった。
    大会通じて言えることだが。
    結局エリクソンのイングランドは守りきってPKに持ち込むのは上手いくせに、
    PK戦では滅法弱いという素敵なチームだったわけだ。
    最後にベッカムの涙はちょっとジーンときた(つД`)
    しかもその後に8年前の自分と同じ姿をルーニーに見るというおまけ付き。

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