2006-07-10

ワールドカップ特集 その31

◆ドイツ 3-1 ポルトガル
やはりホームの後押しの分だけモチベーションの面で上回ったかな。
シュヴァ(ryのミドルレンジからのシュートが面白いように決まった。
今大会の特徴として、ミドル(ロング)シュートが挙げられると思う。
特に、いわばGK泣かせの揺れる"インチキ"ボールとキッカーの相性が大きかった。
つまり、できるだけ無回転に近い強いキックを蹴れるかどうか。
ベスト4を欧州勢が占めたのもこれの影響が強かったと思う。
逆に南米勢やアジア勢の不振は、このキックを蹴れなかったことにあったのではないか。
そしてドイツもまたこのボールの恩恵を受けた国の一つだろう。
この試合でも"揺れるシュート"が勝敗を分けたということで、今大会を象徴していたように思う。

話が逸れたが、開催国ドイツはお疲れ様。
やっぱり開催国がそこそこ頑張らないと大会自体が盛り上がらないからな。

<今日の予想>
イタリア vs. フランス
決勝トーナメントに入りオーストラリア相手に苦戦したことで不安視されたが、準決勝では終了間際の見事な2得点で開催国ドイツの夢を粉砕。
一方でスペイン、ブラジル、ポルトガルと個人技に優れた相手をベテラン中心のディフェンス陣が抑えきって勝ち上がってきたフランス。
どちらも守備が強いと報じられているが、その内容には大きな差がある。
"積極的"な守備のイタリアと"消極的"な守備のフランスと言えるのではないか。

予想スタメン
��イタリア)
ブッフォン:ザンブロッタ、カンナバーロ、マテラッツィ、グロッソ:カモラネーシ、ピルロ、ガットゥーゾ、ペロッタ:トッティ:トニ
��フランス)
バルテズ:サニョル、テュラム、ギャラス、アビダル:マケレレ、ヴィエラ:リベリー、ジダン、マルーダ:アンリ

予想スコア
イタリア 1-0 フランス

願望込みで予想してみた。
たしかに決勝トーナメントに入ってからのジダンは素晴らしいし、サポートするヴィエラやマケレレも非常に良いパフォーマンスを見せている。
しかし全体としてはどうしても消極的なリアクションサッカーに映ってしまう。
イタリアは退場者の出たオーストラリア戦以外は、中身の濃い良いゲームをしてきている。
一人のサッカーファンとしては、やはり良いサッカーをしてきたチームに勝ってほしい。

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