2006-06-29

ワールドカップ特集 その24

今日は感想だけ。

◆ブラジル 3-0 ガーナ
なんだかんだで強いのがブラジル、なんだかんだで点とるのがピザウド。
ただ気になるのはカカーが初戦から非常に良い調子をキープして存在感を示してる反面、ロナウジーニョの方がずっと低調であること。
初戦で最低の出来だったアドリアーノやピザウドも帳尻を合わせてきているだけに目立つ。
一方でガーナ。アフリカ勢として非常に個人と組織の融合したチームだった。
だが・・・この試合を見ると改めてアフリカの時代はまだ来ないと感じた。
スピードや高さ強さに加えてテクニックもある、けれど試合の流れを作れない。
ずっと一本調子で「ガンガンいこうぜ」では勝てないってことだ。

◆スペイン 1-3 フランス
スペインは所詮スペインだったということか。アルマダ再び轟沈。
若いチームであることは言い訳にはなるかもしれないが、負け方が悪すぎる。
序盤からボールを支配していたのはスペイン。
しかし支配していてもチャンスがほとんど作れない。
バイタルエリアに近づこうとしてもフランスのヴィエラ、マケレレ、そして最終ラインに何度も弾き返された。
それでもセットプレー崩れから運良くPKをゲットして先制。
しかし、今までラインを上げてアンリを何度もオフサイドに嵌めていたスペインの最終ラインが決壊。
アンリはずっと抑えていたものの、両サイドのリベリーとマルーダの飛び出しをケアできなかった。
実際、同点ゴールは完璧にラインを破られて失点。
ジダン、そして復活したヴィエラの見事な舵取りで後半も優勢に進め、最後はこの2人のゴールで逆転。
ボールを回してコントロールしていたつもりが、実は相手の手の内で踊っていた、そんな試合。
スペインはいつもこんな感じで負けていくなぁ。

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